業務効率化を背景に「テレワーク」がメディアで取り上げられてから自宅で仕事する場合や、カフェなど人混みが多い場所でRemoを通じてイベントに参加した際に問題になりがちなのが「ノイズ」です。
周囲の雑音の生でイベントに集中できなかったり、プレゼンテーション中に雑音が入りゲストに迷惑をかけてしまったという方もいるのではないでしょうか。特に大規模なイベントでゲストと会話やプレゼンをするような場合、自分にとってもゲストにとってもノイズが入る事は好ましくありません。
しかし、解決策はあります。本記事ではそんな時のためにノイズを軽減させる事ができるアプリをご紹介させていただきます。
1. Krisp
Krispはビデオ会話中のバックグラウンドノイズを除去してくれるノイズキャンセリングアプリです。AI技術を活用する事で、人の声と雑音を区別するだけでなく、人の声でも子供の泣き声を雑音として認識し除去するなど、自動的にノイズを軽減してくれます。
さらに自分のノイズを相手に伝えないようにするだけではなく、オンライン上で音声のやりとりをする際に”聞き取りづらさ”を減らしてれる便利なツールです。
Krisp公式サイトにアクセスし、ご利用のデスクトップ端末にアプリかGoogle Chrome拡張機能のどちらかを選択してダウンロードできます。インストール完了後、Krispアカウントを作成してご利用いただけます。
RemoでKrispを使う場合の手順は次の通りです:
- Remoのイベントに入ったら画面左に表示される3本線のアイコンをクリックする
- マイクの指定欄で「Krisp Microphone (Virtual)」を選択する
- スピーカーの指定欄で「Krisp Speaker (Virtual)」を選択する
背景雑音(ノイズ)をミュートする場合はデバイスのメニュバー又はChromeのツールバーに設置されたKrispアイコンをクリックしてから、マイクとスピーカーの選択肢から「Remove Noise」を選択してください。
なお、Chromeの拡張機能としてダウンロードした場合、Remoをご利用中にオーディオに不具合が生じる場合があります。可能であればデスクトップ版をダウンロードする事を推奨します。
2. Noise Blocker
Noise BlockerもKrispと同様のノイズキャンセリングアプリです。
Noise Blockerの公式サイトからアプリケーションをダウンロードし、以下の手順に沿って設定してください。
- ダウンロード後、入力デバイス(ビルトインされたマイク)を選択してください。
- 次に、Noise Blockerで除外するノイズを「Add」をクリックして追加します。
- ノイズを登録してラベルをつけます。
- オーディオ設定にて以下の設定を調整できます
- NoiseBlockerがオーディオスルーを許可するタイミングの最小しきい値を設定する
- オーディオに必要なノイズリダクションの量
- 音声レベルが以前に指定されたしきい値を下回った後、マイクをオンのままにしておく時間
RemoにてNoise Blockerを有効にするにはマイクの選択欄で「Microphone (Noise Blocker Virtual Audio Device (Wave Extensible) (WDM))」を選択してください。
なお、こちらのアプリは一日1時間無料でご利用いただけます。(Windowsのみ現在対応しています。)